Blue, under the imagination

「先へ行くには想像力が必要だ」

平成最後の夏、「仮面ライダービルド」を完走した話

かめんらいだーびるどをみて
1ねん 1くみ みそ みち子

 

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※核心には触れていないつもりですがネタバレ要素はあります。

仮面ライダービルドが、先日、全49話の放送を終えました。1話からリアルタイムで見ていたわけではないので、正確には「完走」ではないのかもしれないけど、そこは多めに見てください。

 

今まで、"ジャンル"として特撮あるいはニチアサあるいは仮面ライダーを通ったことはありませんでした。ビルドの放送が始まったときも、「また新しい仮面ライダー始まったんだな~」ってぼんやり思っていたくらいで。たまたまお会いしたフォロワーさんに「平ジェネを見て下さい」と言われなければ、毎週日曜日朝9時に起きることなく、今日を迎えていたのだと思います。こわ。人生そんなんばっか。「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL」、歴代の平成ライダーはかろうじて名前と主演の俳優さんが分かるくらい、ビルドも1話も見ていないという状況でひとりで見に行くことに。映画館のおおきなスクリーンにうつる桐生戦兎、圧倒的顔がいい。かっこいい。かわいい。綺麗。神の造形美。顔が天才。肝心の話の内容も、仮面ライダー未履修のわたしにもやさしい、分かりやすい内容でよかったです。桐生戦兎として、1号ライダーとして、戦う意味をその言葉と背中でもって2号ライダーである万丈龍我/仮面ライダークローズに示す姿。そして万丈が導き出した「信じるひとのために戦う」という答えが、あまりにもヒーロー、あまりにも感情的なものだということに、とても衝撃を受けました。

 

平ジェネの後に東映特撮ファンクラブに入り、最新話にはすぐに追いつくことができました。そこからは毎週日曜日リアルタイム視聴、家にいなければTTFCで、友達の家に泊めてもらっている時は朝ひとりで起きて勝手にテレビつけて見たりもしたなあ。その節はお世話になりました。割と頻繁に帰る実家では地上波でニチアサの放送がないことに絶望しCATVに心から感謝することになったり。ちなみに宮崎県ではビルドは4月から地上波で放送開始になっているので、今がチャンスです。朝の4時すぎに放送されてるらしい。(…)(ルパパトは5時台)(…)

 

話が進むにつれて、グリスやローグが仲間になっていく様はさながら少年漫画のようで、胸が熱くなりました。命を落とす登場人物も少なくなく、戦兎自身のアイデンティティーも幾度となく揺らぐ中で、朝から「しんどい…」と呟いた日でも、量販店のおもちゃ売り場に行けばちいさな子どもがビルドの等身大パネルに「かっこい~!」と走って向かっていくのを見て、「あ、仮面ライダーってヒーローなんだな」と気付かされるのでした。きっと子どもたちは、エボルトという巨悪に、ビルドが負けるなんて思っていない。だって仮面ライダーって、正義のヒーローだ。ビルドは、「困っている誰か」「助けを求める誰か」の為に、見返りや賞讃を求めず戦う。たとえその戦いが仕組まれていたのだとしても、その信念や意志は紛れもなく"桐生戦兎"のものでしかない。今となっては、劇場版含む全編通して叩きつけられていたんだなあと思います。

 

最終回49話、その結末まで見て、仮面ライダービルドは、1話からずっと"桐生戦兎"の物語だったんだと改めて思いました。そしてその桐生戦兎を作り上げたのは、万丈龍我だったんだなあとも。わたしは、選ばれたヒーローより、ヒーローであることを選んだヒーローがすきです。すべてをエボルトが掌の上で転がしているように見えても、ひとつひとつは間違いなく桐生戦兎が選択してきたことで、その選択は万丈もいたっていうことは、わたしたち視聴者がずっと見てきた紛れもない事実でした。わたし、16話の万丈のせりふがめちゃくちゃ好きなんですけど、「誰かの力になりたくて戦ってきたんだろ!誰かを守るために立ち上がってきたんだろ!それができるのは葛城巧でも佐藤太郎でもねえ、桐生戦兎だけだろうが!」 っていう。戦兎が万丈に与えてきたものを、万丈が戦兎に投げかけるっていう構図もまじで…あの…ヤベーイ!じゃないですか。Be The Oneじゃないですか。だから、最終話、融合した世界で記憶をもっていたのが戦兎と万丈ふたりだけだった、っていうのがすごく自然に思えたしすごく、美しいなあと思いました、これ以上にないくらい綺麗なエンディングでした。

 

特撮のキャストさんを追う(といっても茶の間だけど)のも楽しかった!1年間おなじ作品を撮っていて、ほぼ毎週最新話の放送があるってすっごいことだなあと思いました。毎週タダで新規スチル見れるとか正気か?!正気でした。美空ちゃん役の高田さんの演技が、回を追うごとに心掴まれていって、最終回に近づくにつれて圧倒されるくらいになっていて、すごいなあと思いました。あと、犬飼くんの演技もほんとすきで!あんなに絶望顔を美しいと思ってしまったのは初めてです。21話とか、しんどかったけど顔がキレイすぎて500万回観れるし、夏映画でも思ったけど地べたに這いつくばる顔があんなに美しいの奇跡では?!演技とか言いながら顔の話してしまった。赤楚くんとの相性も最強でした。キャストさんのSNSも活発でほんとうに有難かった…。

 

テレビ放送は終わってしまったけど、2人ぽっちの新世界は続いていきます。明日からの「仮面ライダージオウ」にも出演が決まっているし、10月にはファイナルツアーもあるし、冬映画もあるし、クローズのスピンオフもあるし!まだまだビルドが終わらないことがうれしい。見始めたときはまさかこんなにハマるなんて思っていなかったけど、土曜の夜に飲みすぎても日曜日の朝ちゃんと起きれるようになったのはビルドのおかげです。思ったことをだらだら書いたらいつも以上に読みにくくて中身のない文章になってしまったけど、もともと頭のなかとっ散らかってるので無理でした。さ~~~次は何見てみようかな!エグゼイドかな!オーズかな!ドライブかな!

 

へいせいさいごのなつに、かめんらいだーびるどのさいしゅうかいをみとどけることができて、とってもうれしかったです!

終わり!