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140字からあふれたものたち

20171014 cinema staff「two strike to(2) night~万感の日比谷編~」

20171014 cinema staff「two strike to(2) night~万感の日比谷編~」

@日比谷野外音楽堂

 

セットリスト

1.into the green
2.theme of us
3.奇跡
4.熱源
5.AMK HOLLIC
6.想像力
7.白い砂漠のマーチ
8.KARAKURI in the skywalkers
9.火傷
10.返して
11.daybreak syndrome
12.青写真
13.小さな食卓
14.君になりたい
15.望郷
16.salvage me
17.希望の残骸
18.great escape
19.エゴ
20.pulse
21.シャドウ
22.AIMAI VISION
23.僕たち
En.
24.exp
25.GATE

 

※レポではなく感想雑記です。

小雨が霧みたいに降りしきる中、クライムのSEが響いてメンバーが出てきて、いつものようにおれたちのギターヒーロー辻さんが最後に出てきて。1曲目がinto the greenなのズルくない?メジャーデビュー曲。澄んだギターの音と、飯田さんの歌声が同時に聞こえたことにすっごい感動した。野外だから、何も遮るものがないから、飯田さんののびやかな歌声がどこまでも広がっていくのが目に見えるようで、うわ~気持ちいいな~!って思いました。あとねえ、のっけからねえ、久野さんがめっちゃくちゃ楽しそうな顔で叩いていてねえ…!途中の飯田さんのMCで気付いたんだけど、白い砂漠のマーチ(通称:白サバ)まで、それぞれが収録されてるアルバムの1曲目で構成されてて、それぞれのツアーの時と全く印象ちがって聞こえるからすごいなあ。そうそう、白サバのイントロの三島ステップがめちゃめちゃすきなんだけど割とアツめの三島ステップ見れてニヤニヤした。

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(三島ステップ参照:野田ロックフェスティバル2008)

どんなに大きな会場でライブしても、4人の距離感ってそう変わらなくて、それが、どの会場でもシネマを見ていて安心できる要因のひとつなのかな。あと、今回のライブはリリースツアーのファイナルとかじゃないから、セトリも新旧入り混じっていて面白かったです。いいなあ、と思ったのは、『熱源』の曲たちがインディーズの時の曲と混じっても違和感なく馴染んでいたこと。『eve』はちょっと今までのシネマと一線を画していて、ツアーで聞いてもなかなか慣れなかったけど、『eve』を経てこその『熱源』だったんだなと今なら思える気がした。daybreakも久しぶりだったけど、「雨が降り出しそうだ~ぁ~」って歌詞を雨に降られながら聞くの、エモみがあってシュールだった…いやもう降ってるから…(笑)いつだからのライブでこの曲を久野さんが絶賛してたんだよな、高校生でこの歌詞書くってすごくない?!夜明け前の灰色タイムだよ?!って。わたしもすげえと思うよ!

君のことを考えるのはいつも
夜明け前の灰色タイムってわけさ

『小さな食卓』みたいなミドルテンポの曲の久野さんのドラムすきだな。何がすきってフロアタムの、地に足ついた優しい音なんだけど、そういうのは激しい曲よりバラードくらいゆっくりした曲や、小さな食卓みたいな緩急ある曲でこそたまらなく聞こえる。あと、野音で聞く『君になりたい』がすごく良かった。ライブハウスとちがって、劇場のようなステージだから曲がよく映えていて。いつか、小さくていいからホールツアーしてほしいなあ。「故郷のうたです」、という三島さんのMCから、ステージをぶわーっとプロジェクションマッピングが覆って、VJのようになったのはすごかったなあ。投影された抽象画のような映像を観ながらACIDMANのことを思い出した。cinema staffのバンド名の由来(のひとつ、明言はされてなかったはずなので)で、ACIDMANがやっていた、バンドとVJを融合させたイベント『CINEMA』があって、なんとなくそれを彷彿とさせるというか、『廻る、巡る、その核へ』みたいな印象を受けたりとか。

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映像は抽象的で壮大なんだけど、彼らがうたうのは日常の風景で、僕と君、わたしとあなたの話で、そのギャップにぞわぞわした。salvage meみたいなエモエモな曲を中盤にぶっこまれるのもすごい興奮する、泣きそうになる。シネマは青が似合うバンドだと思っていて、救いの色だと思っていて、でもsalvege meの時のマッピングや照明がとてもカラフルで、救いの色はもう青だけじゃないんだなということが、どこかさみしくもあり。でもね~~その赤やオレンジのあったかい色も似合うバンドになってるんだなあと思うとなんかこう…万感だよね…(?)そして、飯田さんのエモいMCからの『AIMAI VISION』、野音という会場で、この曲をやる意義、みたいなのがステージから伝わってくるみたいで、嬉し泣きのような涙が出てしまったな。

限界 とうに超えていて
かきたてるのさ オーディエンスが
いいなぁ 曖昧だったぼくのビジョンが
鮮明にそう センメイに
君が見えるぜ 鮮明に さ
togetherだ I wanna be your steady!!
オーケイ

最後を『僕たち』で終わるの完璧すぎない…?余韻を残すとかそういうのまったくなく、叩ききる!っていう久野さんのドラムがだいすきなので、終わったときにスティックをぽーんと後方に投げ飛ばして空を仰いだのちょ~~~恰好良かった。アンコールもexpでぶち上げた後のGATEでしょ。ずるいなあ。でもGATEの前の静寂をぶち壊した某バンドマンは一生許さない。お客さんの合唱をきくステージの彼らがとてもうれしそうで、気持ちが入りすぎて時たま掠れる飯田さんの歌声も、感情という感情が爆発したように動き回る辻さんも、ベース叩き弾く三島さんも、しかめっ面でドラムを滑らす久野さんも、すべてを目に焼き付けたくて一生終わらなければいいのになあとすら思ってしまった。終わったあと、熱源ツアーのドキュメント的な映像使ったエンドロールもまさに『映画』のようで、鳴りやまない拍手がさながらカーテンコールのようで良かったなあ。映像の久野さんくっそ可愛かった。


思うままに書いてるとクソ臭いポエムみたいになるから恥ずかしいな…。わたしにとっていつも新しいところに連れて行ってくれるバンドがcinema staffで、はじめての野音がシネマでほんとうに良かったなと思いました。三島さんのMCで、僕たちはこれからも続きますと明言してくれる頼もしさ、安心感、ついてきてね、って言われてなくても追いかけたくなる存在なのです。飯田さんは「貰ってばかりだから返したい」と言っていたけど、もう十分貰いすぎているくらいだと思えるライブでした。できる限り見ていたいよ。


終わり。各種媒体のレポもぜひ、ヤオさんの写真だいすきです。

natalie.mu

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