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140字からあふれたものたち

星降る夜になったら

もう8年経ったのか、というきもちと、まだ8年前なのか、というきもちが混ぜこぜになっている。毎年そうなんだけど。すこしずつ、当時の志村の年齢に近づいていくのがさみしくもある。8年前の今日は、センター試験前の最後のマーク模試で、朝に友達から「フジの志村が死んだらしい」と聞いて頭が真っ白になって、過去最低点をマークして先生に呼び出されて心配されるなどしていました。もう笑い話にできること。

 

あまり歌詞を読みこんで考察したりするタイプではないのだけど、うらおもてのないフジファブリックの曲の歌詞はすっと入ってきて今でも口ずさめるものが多い。なにかのきっかけにふと思い出しては、こころが軽くなるようなそんな言葉がたくさんある。背中を押してくれる、とか、元気が出る、とかそんなかんじというよりは、生きていていいんだなあ、とか、まあどうにかなるかもなあ、みたいなふんわりしたやさしさがある気がする。

 

出会えて良かったなあとおもう。わたしの記憶には確かに彼の存在があって、それは薄れることはあっても消えることはないし、のこしてくれた音楽はいつまでも聞いていられる、声を忘れずにいられる。人間がいちばん最初に忘れていくのは声だ、というのをどこかで目にしたけど、幸いにも彼はボーカルであったので、わたしは再生ボタンを押すだけで何度でも彼の声を思い出すことができる。決してうまくはなくて、ふにゃふにゃで、生気がなくて、かと思えば喉が千切れるように叫ぶような勢いもある志村の歌声が、いまでもだいすきだ。

 

書いているとクソポエムみたいになるけど一年にいちどくらい許してね。もうすぐあなたの年齢を追い越すそのときにも、きっと志村の歌声と、フジファブリックの音楽を思い出す。

 

 

キミに会えた事は キミのいない今日も
かけがえの無いものでありつづけます

 

ふとクロニクルの歌詞を思い出した、CHRONICLEは名盤だなあ。

36度5分の体温で、わたしはわたしを全力で走るよ。

 

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